1.人口の移動と日本語教育
オールドかマー:
主に戦前に朝鮮半島から日本の殖民地政策によって日本にやってきて、日本に永住するようになった人々とその子孫を指し、現在およそ64万人の人々が日本でくらしている。
ニューカマー:オールドかマーに対して、日本の国際化とともに就労や就学を目的に来日した外国人はニューカマーと呼ばれる、これらの人々はおもにブラジル、フィリピン、中国、韓国、ペルーなどの南米やアジアからやってきた人々である。
外国人口の変遷:1979年にはインドシナ難民の受け入れが始まり、また1972年の日中国交正常化に伴う中国からの帰国者が1980年代に増加したこととあわせて、1980年代には定住を前提として、外国出身者の本格的な受け入れが始まった。さらに、1990年入管法の改定以降は、就労を目的とする中南米日系人とその家族を中心とする外国人人口が急増した。
外国人口増加の原因一つ:日本の少子高齢化社会を迎え、若年層の労働力不足を補うために海外からの労働力の導入は、高齢化する日本社会の活化性につながると期待されている。
→外国人の受け入れ状況の変化とともに、日本語教育においても学習者が多様化し、それに伴って教授法や教師の役割の変化などが見られるようになってきた。
2.学習者の多様化と日本語教育
①日本語教育の対象として考えられたのは、留学生、就学生などのいわゆる「学生」が主であった。1984年の留学生10万人計画は2003年に達成され、留学生の出身地5位は、中国、韓国、台湾、マレーシア、ベトナムである。アジア地域の留学生数は9割以上を占めている。日本はアジアの一員として考えると、留学生に対する日本語教育が重要な位置を占めている。
②大部の留学生に対して定住型の就労者や彼らの家族に対する日本語教育が大きな課程となってきている。重要な役割を果たしていたサポート方法はボランティア教室がある。
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